戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

育っていました

朝、出勤してすぐにプランターのようすをのぞくのが日課です。

花の咲き具合などをチェックします。

今朝は大きくなりだした雑草が気になったので、

抜いていると・・・

 

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カナヘビの子どもが飛び出してきました^^;

尾の先まで4㎝ぐらいです。

 

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慌ててプランターの壁を登ろうとするのですが、

爪がたたず、一向に登れません・・・

 

いつからこの中にいるのでしょう?

一度中に落ちてからはここで過ごしているようです。

小さな虫など、餌はありそうですが・・・

 

じつは、先日、近くの鉢植えの中に、

カナヘビの卵の殻を見つけました。

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さらにその前(7月半ばごろ?)には、

鉢によじ登っているお腹の大きなカナヘビを見ています。

 

さらにさらに振り返ると、5月の末には、

カナヘビの交尾を目撃していたことを思い出しました^^;

https://naturalhistory.hatenadiary.jp/entry/2020/05/27/165644

 

交尾から産卵、孵化、そして子どもの成長が、

どうやらこのプランター近辺で行われているようです。

花を育てているつもりが、思いがけず別の生き物も・・・

楽しみが増えて、二度おいしい?

しばらく様子を見てみたいと思います。

 

ちなみに、目の前の多目的室の軒下では、ツバメが子育て中です!

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4羽のヒナが確認できました。

今年はタイミングがずれつつ、

あちこちで巣作りや子育てが行われてきましたが、

さすがに今シーズン最後のヒナたちになりそうです。

夏仔は弱い、と言いますが、元気に巣だつことを祈っています!