戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

寒さの合間に…

今年は、1月5日に「寒の入」を迎えました。

そして、20日は「大寒」…

現在、一番寒い時期となっています。

 

テレビのニュースでも、

小学校の校庭に水をまいてつくった天然リンク、

諏訪湖も全面結氷して、御神渡りが見られるかも、とか

寒さを伝えるものが流れています。

 

博物館の周囲や校庭の入り口に、大きな雪の山が壁のようになっていました。

 

北陸ほどではないけれど、久しぶりの大雪です。

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その雪の山が、ちょっと問題になりました。

 

地域の方から、ご指摘があったのです…

 

緊急事態で、ドクターヘリがやってきたらどうするのですか?

 

この旧小学校の校庭は、

人命を救うためのドクターヘリの発着場になっています。

 

ここ数年、雪が少なかったため、ちょっと気がまわっていませんでした。

この雪山が、その救助の妨げになっては大変です。

どうしよう…

 

ここは、戸隠支所にお願いするしかない…

 

支所に連絡をとって、除雪していただくことにしました。

 

重機を使って雪を片付け、ヘリコプターが降りる真ん中まで、道ができました。

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「すごいなぁ! 滑走路みたいだ!(ちょっと大げさかなぁ?)」

 

戸隠支所の方々、いろいろとありがとうございました。

少し、ホッとしております。