戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春は慌ただしく・・・

*昨晩の地震で被害にあわれた方々に、お見舞い申し上げます。

 

昨日は雪の森をアクティブに満喫しましたが、

ところ変わって博物館のある里地ではすっかり春めいています。

f:id:Naturalhistory:20210214150121j:plain

フクジュソウが満開です。

同じ戸隠とは思えないような光景です・・・^^;

 

今日は里の春にまったりとひたるかな・・・

などと、のんきなことを考えるのは人だけのようです。

f:id:Naturalhistory:20210214150239j:plain

ニホンミツバチが花粉集めに大忙しでした。

日向ぼっこどころではないようです。

よく働くな~~ と感心してしまいます。

 

f:id:Naturalhistory:20210214150546j:plain

草の上を慌ただしく歩き回るテントウムシも見かけました。

何度か翅を広げようとするのですが、

そのたびに失敗して、結局歩き続けていました。

やっぱり、寝起きで本調子ではないのでしょうか^^;?

 

それにしても、ミツバチの巣が起きているということは、

他にも花を探さなければいけないのでしょうが、はたして。

ウメが咲くにはもう少し時間がかかりそうでした。

f:id:Naturalhistory:20210214150401j:plain

 

来週も雪マークの予報が出ていますし、

油断なりません。

それに、こうも寒暖差が激しいと、

生き物たちのリズムもどこかずれてしまいそうです・・・

慌ただしい姿を見ていると、

春本番まで、無理なく大事に過ごしてほしいな、と

少し心配な気持ちにもなります。