戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春近し

休みをとって、九州へでかけてきました。
一足先に春を満喫、と言いたいところですが、
冬に九州へ越冬のために渡ってくる珍しい鳥たちを見たい!という目的なので、
タイミング的にはぎりぎりでした^^;


それでも、鹿児島県出水(いずみ)市、マナヅルやナベヅルたちの越冬地では、
田んぼで群れるたくさんのツルを間近で見られて大興奮でした^^


まるでサファリパーク!


北帰行が始まっているので、だいぶ減っているよ、
と地元のかたがたは口をそろえて言うのですが、
それでも1万羽以上、十分見ごたえありました。

日の出とともに餌場に移動するツルたちの飛行が30分以上続きました。



(他にも干潟などでいろいろ見られたのですが、だいぶマニアックなので自主規制・・・^^;)


戸隠に戻ってくると、留守の間に地面の雪がかなり減っています。
もしかして、と思ったら、
敷地内のフクジュソウが咲きだし、

ウメのつぼみもかなりほころんでいました。



九州も戸隠も、春が間近のようです。