戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

日常に戻りつつも

GWが終わって平常運転に戻った博物館

しかし、戸隠神社では式年大祭が行われているので、

まだ特別感が続いています。

 

昨日は地元高校の授業支援で宝光社へ参拝にでかけました。

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白い「紙垂(しで)」が参道だけでなく、

道路沿いにもずっと続いていました。

 

今朝は早起きして神楽の奉納も見学させてもらいました。

厳かな空気の中、鳴り響く和楽の音色と舞がとても素敵でした^^

日常の隣に別の時間が流れていることを実感して、

不思議な気分になりました。

 

早起きついでに植物園にもよりました。

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去年ぼろぼろになっていた木道が、

全部ではありませんが、だいぶきれいに直っていました!

ミズバショウリュウキンカは今が見頃。

4月~GWの寒の戻りの影響で、結局例年に近いぐらいまで

花暦が戻りました。

園内ではオオヤマザクラも見頃です。

今年は本当にサクラのシーズンが長い^^!

 

さらに遡って一昨日、休みの日に

鬼無里との境、大望峠で新緑と山の風景を楽しみました。

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雄大な西岳が目の前に!

絶景スポットに、入れ代わり立ち代わり人が訪れていました。

 

アルプス方面の展望もよいのですが、

よく見れば、太陽に輪っかがかかっていました。

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ハロ現象というそうです。

空からの贈り物でしょうか。

空がいつもより近いように感じて、

呆然と過ごしてしまいました。