昨日 7/10 から
夏の企画展がスタートしました><
(ぐる~っとパノラマでとってみました><)
けっこういい感じにできていると自画自賛です
2021年度は
「戸隠の森のヒミツ」を大テーマに
夏は ” 2 ”
「森にすむ生き物たち」
ということで
様々な生き物を紹介しています
スタートは
今回作成した4コマ漫画からで
戸隠の大地の原型が
できるところから始まります
大地のベースができあがれば
次は
気候と生き物たちの物語
そして
動物たちが生きていくためには
植物たちあってのこと
ってことで
地球規模の気候変動による
植物の変遷を花粉分析から
そして
人の影響による変化など
ここ5万年くらいも4コマで表現!
範囲的には一番広く
2面にわたってひろ~く展示!
(廊下にもあるのでさらに広い><)
ついで
動物たちは
各分類群ごとに展示しているものが多く
昆虫は食草とも絡めつつ
特徴的なものをセレクト展示!
哺乳類や鳥類は
よく見るものから珍しいものまで
剥製、骨格、フリーズドライ、巣といろいろとりまぜ
なかでも
迫力のはく製展示は
撮影スポットしても 好評!
公開前から
学校団体の先生や子どもたちに
太鼓判をいただきました^^
みなさんも
はく製たちを背景に
撮影してみてくださいね
もちろん 毛皮も
さわれるコーナーとして設置
さわる前後で消毒をお願いします
ちなみに壁のツキノワグマは
左から0歳、1歳半、成獣メスで
クマの成長が一目でわかります
1歳半の子はちょうど今の時期
親から離れて暮らし始めるころのクマで
この子は交通事故で亡くなったものです
今年は特に子熊の目撃例が多いのですが
ちょうど親離れの時期なので
大きなクマのいない場所
人の生活圏にでてくることが多いのです
そして
なんといっても
今回のメインは こちら
ニホンオオカミの頭骨です
上田高校から借りてきた貴重な資料です
なかなか公開されない標本ですので
この機会に是非ご覧ください。
比較できるように
ニホンオオカミの元となったといわれる
タイリクオオカミの頭骨も一緒に展示中です
島に閉じ込められて小さくなったといわれています)
両生類は
飼育展示を中心に
戸隠にすむ12種中7種を
(会期中に全種制覇できるかに挑戦予定)
爬虫類は
ヘビ中心に10種中8種
幻といわれる
シロマダラの飼育展示もしています
ただし・・・
時々しか姿を出さない><
運が良ければ見られます
ちなみに
今朝はでてました
(びっくりさせてしまい 落っこちてひっくりかえりましたが・・・)
脱皮をしてたので
そちらもいそぎ展示しました
ただ・・・
魚類はほぼないです^^;
スペースの都合により
液浸標本をぽつんと1つだけおいておきました
ご了承ください・・・
軟体動物も爬虫類に
間借り展示みたいになっちゃいましたが
ここ戸隠で発見され
2005年に新種記載された
コガタカワシンジュガイを展示中です
(実は今大変なことになっているのですが
それは秋にでも・・・)
8/29(日)までの短めの会期となりますが
飼育展示を中心に
少しずつ変わる企画展の予定です
一度といわず何度でもお越しください