戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

立秋も過ぎましたし・・・

前線の影響で、どんよりと曇り空の一日。

セミは元気に鳴いているものの、

心地よい風が吹きます。

 

 このまま秋になる・・・・

 

はずはないですかね^^;?

残暑がまだ待っていると思っていたほうが、

後でがっかり感は少ないかもしれません。。。

 

今朝は出勤前に、一の鳥居苑地に寄ってきました。

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6月半ばに植栽イベントのお手伝いをさせてもらったのですが、

 

植えた株に花が咲いて、きれいな花畑になっていました。

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カワラナデシコ、キキョウ、オミナエシなど、

いわゆる「秋の七草」と呼ばれる花々です。

飯綱山麓の野生の株から種で増やしたものです。

かつての飯綱高原は「飯縄原(いいづなっぱら)」と呼ばれ、

こんな花々が咲く草原だったそうです。

秋を先取りさせてもらいました^^

 

夏の花も残っていました。

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真夏の夜に咲く、ユウスゲ

爽やかな香りがします^^

 

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オオバギボウシもあちこちに咲いていて、

高原の雰囲気を堪能させてもらいました。

やっぱりいいところですね^^

 

出勤すると、ここ数日、実習生を巻き込んで博物館を騒がせた

連続水難事件の顛末を聴くことになりました・・・

 

犯人は、水槽の中ですました顔で泳いでいる こいつ

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ニホンスッポン♂です。

担当職員が夏休みに入ったとたんに暴れだし、

床を水浸しにして、職員を呼びつけました^^;

気に入らないことがあったのでしょうか。

 

 水槽の暴れん坊

の異名を授けましょう!

 

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水面から顔を出して、

こちらのようすをじっと観察していることも多い彼。

♀が死んでから、一人きりの時間が長いので

お相手がほしい、かまってちゃんなのかもしれません。

根は

 水槽の甘えん坊

かな・・・^^;

 

日頃一人遊びも得意なので、賢さがにじみ出ていましたが、

その主張は、他人に迷惑をかけない程度に

ほどほどにお願いいたします(-_-)