昨日の休館日のことです。
あるプロジェクトからのご指名です。
N.N.博物館の館長さんからの依頼で、
当館の骨格標本をスキャンしたい、とのことで
オオツノジカが選ばれました…
レーザー測量機とデジカメの撮影等の方法をつかい、
3Dデータを取って、その誤差を比較したいとのこと…
測量会社のスタッフにも手伝っていただき、
全身骨格の移動から始めます。
展示室の中央に移動し、周囲から3Dデータを取ります。
なかなか、移動は大変でした…
年をとったせいでしょうか?
その後、周囲にカラーの箱を置きました。
これは大事な3Dのスケールだとのこと…
(私は、手品に使う箱かなにかと思いました…
白い鳩か色とりどりのハンカチーフがでてくるのでは…
と、ひそかに期待していました…)
そして、6地点からレーザービームでスキャン…
アナログ世代の我々には、理解を超えたスケールでの仕事…
デジタルカメラの撮影も、同時進行…
1500枚以上の写真を撮影し、合成して3Dにするとのこと…
1枚1秒として、1,500秒…
2時間30分 シャッター押しっぱなしとの計算
そりゃあ、疲れますよね…
お疲れさまでした…
レーザー測量機のほうは、設置すると、自動でスキャン…
狭い展示室内での作業、気をつかったでしょう…
こちらもお疲れさまでした…
レーザービームを当てながら、画像も撮影する優れもの…
大きなレンズを備え、目玉おやじのような機械が
もくもくとオオツノジカの骨格をスキャン…
その姿は、まるで映画「スター・●●ーズ」に出てくる、
アナライザーロボットのようでした…
R●D●みたい…
その世代には、感無量なロボット…
(心の中では、●2●2がんばれ!…と祈っていました…)
㈱AB.doの皆様、ありがとうございました。
K館長も、当館の標本に白羽の矢を立てていただき、
ありがとうございました…