戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

いろいろとあるね、戸隠…

昨日16日は、ほぼ快晴の一日…

 

お休みで、暖かくもなったので、戸隠山を見渡せる場所へ…

 

 

雪が降りましたが、その後の暖気で、雪はほぼ融けたようです…

 

🐕「美しい景色じゃ… しかし、なぜワシを置いてゆくのじゃ…」

 

 

お気にいりのクマさんとぬくぬくしておりました故、声をかけずに行きました…

 

 

 

休みの日なので、柴犬館長もクマのぬいぐるみと一緒に撮影を…

 

🐕「そんなことより、まず現場じゃ…今度は必ず…声をかけるのじゃ…」

 

 

 

午後から曇りになり、

今朝は、雨降りから始まりました… 

 

🐕「明日は晴れるとよいなぁ…」

 

そんな雨の中でしたが、某大学の先生が来館!

 

貝類化石の研究のためです…

 

戸隠には初めて来館されたようです…

 

当館の標本を熟視… 撮影等も行っていきました…

 

 

こうした貝類化石の研究者からのオファーは久しぶりのこと…

 

「地元の化石が豊富にあって、これは貴重な館ですね…」とのお話…

 

今日は3時間ほどの研究で、さわりの部分を見ていただきました…

 

日本各地の化石を系統的に調べていらっしゃるそうで、

 

他の地域との比較が面白いとのことです…

 

またのご来館をお待ちしています…

 

こちらも、いろいろ勉強になりました…

 

先生が帰られたあと、ちょっと外を見ると…

 

金属光沢をもった青い毒虫がいました…

 

春先に見ることが多いのですが、

 

冬に見たのは初めてかも…

 

 

ツチハンミョウです…

 

これを忍者が毒殺に使ったという、猛毒の持主…

 

🐕「いろいろあるね、戸隠…」

 

今日もおあとがよろしいようで…