戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春はそこまで…

2月12日 今朝の戸隠は冷え込みました…

 

-8℃ほどか…

 

道は凍り付き、なかなか厄介です。

 

今朝の視察は晴れたので、柴犬館長の命令で、展望コースへ…

 

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戸隠山

 

 

 

 

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視察時の飯縄山

 

 

寒かったけれど、午前中は、川中島へ、

 

そこから見た 飯縄山(中央)、高妻山(左手の白い山)

 

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飯縄山は、見る方向によって、山の形が大きく変化します、

 

形の違いが、その生い立ちを物語っています。

 

昔は、今より600mも高かったのに…

 

そのころは、富士山型の迫力満点の風景だったと想像…

 

25万年ぐらい前のことか…

 

🐕「お前は、見てもいないのに… ホラばっか吹く…」

 

そんなことを思いつつ、帰路へ、

 

途中で、気になったダム湖の割れ目を確認

 

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雪が積もりましたが、うっすら?かすかに?見えます。

 

水位の変化で生じた、表層の氷の割れ目かな?と思います。

 

氷の世界ばかり紹介しているので、春の訪れを紹介します。

 

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午後2時30分ごろ、雪の合間からフクジュソウが一輪さいていました…

 

陽ざしが当たると暖かい…

 

早く春になってほしいのですが、

 

明日の夜から、また南岸低気圧がやってくるとのお告げが…

 

またか、もうあきた…

 

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🐕「はやく春になあれ…」

 

ここ数年、暖冬が続いていたせいか、春の来訪が待ち遠しい…

 

そんな戸隠の博物館からの中継でした…