戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

門出に万歳三唱…

3月もあと2日となりました…

 

今日も暖かかったので、長野市街地のサクラの開花も進んだことでしょう…

 

 

土筆も一気に伸び始めました…

 

柴犬館長の後方にずらっと並んで生えてきました…

 

🐶「これは、柴犬とは無関係じゃ…」

 

 

穂先がピンク色になっているのがカツラの花です…

 

3月中に咲くことはあまりありません…

 

普通は4月の中頃だったような気がします。

 

今年はみんな早めです…

 

ムスカリの花も咲き始めました…

 

フクジュソウはタネになっているものもありますし…

 

 

気の早いタンポポは、もう綿毛のついたタネを飛ばしています…

 

🐶「急ぎ過ぎじゃ、みんな、もっとのんびり…」

 

しかし、年度末…

 

退職やら転職やらで、

 当館にご挨拶にお見えになる方もいらっしゃいます。

 

春は別れの季節でもあり、出会いの季節でもあります…

 

ちょっと悲しいこともあります…

 

🐶「新たな旅立ちに幸あれ!」

 

昨年の今頃、私自身も転機を迎えたことを思いだしました(-_-;)

 

嵐のような一年間でした、挙句の果てに骨折…

 

 

暖を求めて外にでると、こんなものを見つけました…

 

オオデマリの花芽です…

 

この時期にちゃんとみたことがありませんでしたが、

 

雪上自然観察会で、よくみる「オオカメノキ」によく似ていました…

 

それもそのはず… 同じ仲間でした。

 

🐶「ワシも気が付かなかったなぁ…」

 

今年は、右上腕骨近位端骨折で、雪の上を歩くことができず、

見ていなかったこともあり、ちょっと感激!

 

ウルトラ〇ブン、バルタン〇人のようだ、と、

今の子どもたちにはわからないオヤジ言葉で説明していました…

 

今日は、人生の門出を迎えた人たちに贈る、万歳三唱に見えました…

 

 

🐶「ホレみろ、みんなで万歳三唱をしておるぞ…」

 

 

今日もおあとがよろしいようで…

 

 

 

追伸 万歳を好むのは、信州人の特徴らしいです…

 

はるか昔、結婚式で万歳三唱をさせられた両親が

面食らっていたことを、ちょっと思い出しました…