戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

高原は涼しい・・・

今日は公民館講座のお手伝いで、森林植物園へ。

標高1200mを越えれば風は涼やか・・・

午前中は、上着を一枚羽織ってちょうどいいぐらい・・・

この涼を求めて戸隠へ来る都会の方々には、

博物館に来て

「意外と暑いですね・・・」と

苦笑いされるのもうなずけます(-_-;)

 

講座では、元気なちびっ子たちと森を楽しく散策!

トンボをおいかけ、手で上手に捕まえる子もいます^^

人慣れしているカルガモには、歓声があがりました。

 

イモムシやザトウムシもこわごわですが、見てくれます。

 

こちらは博物館で調べてみたところ、

オオミズアオという大人になると10㎝にもなる大型のガの幼虫でした。

 

こちらの通称「とげとげでんでんむし」

なんと、ガやチョウの幼虫ではなく、

オオコシアカハバチというハチの仲間の幼虫でした。

 

川の中の魚やササの笛にも興味津々ですが、

ミカンのにおいがするキハダの実や

サロメチールのにおいがするシラタタマノキの実は

なかなか、かいでくれません・・・

シラタマノキの実がだいぶ大きくなっていました)

 

反応をみたい職員の怪しさが、子どもに伝わったのか、

本能が、危険!と、うったえているのでしょう?

 

最後に学習館の中も見学しました。

スイッチを押したり、森のジオラマも楽しく

ちびっ子は大満足^^

 

夏の高原は、車に群がるアブだけ気をつければ

風が心地よく、快適な散策スポットです!