戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

暦の上では秋ですが、今日はついてた…

8月7日の立秋を過ぎ、暦の上では秋…

 

しかし、猛暑の戸隠となっています… 暑い…

 

そんな中、第1期の博物館実習生3名を受け入れています。

 

今日からその後半戦がスタート!

 

また、教員の10年研修として、近くの高校の先生も今日から合流…

 

最初に、荒倉山へいきました…

 

 

そこからみた。戸隠連峰です、ちょっとだけ西岳に雲がかかっていますが、

 

空は、真夏の感じがです…

 

あの山が海の底だったのか、と感慨深い…

 

 

戸隠連峰の南にある、鬼無里地区の一夜山

 

先日の大雨で崩れた様子がみてとれます、

 

これはかなり大規模なものかも…

 

ちょっと心配になりました…

 

真夏の花、フシグロセンノウも確認…

 

 

そして、その帰り道…

 

人里の坂道で、つぶれたヘビを拾いました…

 

 

幻のヘビともいわれるシロマダラでした…

 

しかも60㎝はあろうか、という大物です… 

 

モモンガといい、最近はちっとついているぞ…

 

 

それもそのはず…

 

今日は柴犬館長、5歳の誕生日…

 

おめでとうございます!

 

🐕「ふん、あまりうれしくはないわい…」

 

妙齢となった館長は、こちらをみてくれません…

 

 

博物館のユリも咲き誇っています…

 

 

大きなミミズも、今朝、遭遇しました…

 

🐕「わしの頭をスケールにしおったな、未熟者… がうがう…」

 

 

秋の実り、アケビの実も順調に育っています…

 

 

しかし、ソバ畑には、大雨の記録が残っていました…

 

坂となっている畑の低いところには、ミニ扇状地ができていました…

 

大量の水は自由に流れたい、

 

邪魔者を排除し、低きところへ一気に流れ、土砂を運びます。

 

そうしてできる、扇状地

 

長野市街地は、裾花川のつくる大きな扇状地に発達しています…

 

洪水が何度も起こった結果です…

 

 

🐕「それが水の特性でもあり、怖さでもあるのじゃ…」

 

東北や北陸の一部では、被害がでているのは、そのためです。

 

お亡くなりになった方もいて、被害にあわれた方にお見舞い申し上げます…

 

今年は、東北・北陸地方に前線がずっと居座っています。

 

そこに南風が吹き込み、戸隠でも猛暑になっているのです…

 

🐕「世の中は、みんなつながっておるのじゃ…」

 

5歳にして悟ったらしい柴犬館長のお言葉…

 

深く心に刻みます…



今日もおあとがよろしいようで…