戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

半年が終わって、7月へ

7月1日 今年の前半戦は終了…

 

2月の上腕骨近位端骨折を乗り越えつつありますが、現在もリハビリ中

 

なんやかんやで、いろいろな依頼が増えつつあります…

 

それはそれでよいことです。

 

入館者も順調… 企画展や博物館の展示内容の評判もup!

 

 

                                                                                                          が、疲労が…

 

 

昨日は、公民館の講座で、戸隠の歴史をさぐる研修の案内を…

 

江戸時代、戸隠神社ではなく天台宗の寺院「顕光寺」(けんこうじ)でした

 

もちろん、善光寺を意識した寺号です…

 

明治維新で廃仏稀釈政策がとられ、神仏分離令が出されます。

 

そのため、寺院であることをやめ、神社への転換をすることに…

 

仏像は不要ということで、売りにだされたという歴史を持っています…

 

その売りに出された仏像たちは「戸隠流出仏」と呼ばれ、

 

各地のお寺で大事に保管されています。

 

昨日は、それらをみて周ります。

 

千曲市の長泉寺 ここの聖観音は、戸隠奥院の本尊です…

 

長野県宝にも指定されている、鎌倉時代のもの…

 

すばらしい、!

 

 

🐕「よくぞ、保管されていたものじゃ…」

 

ありがたい、ありがたい…

 

奥院・中院・宝光院には、それぞれ仁王門があり、

 

仁王様が設置されていました…

 

 

長野市立博物館に行く途中にある、善導寺…そこに宝光院の仁王さまがおわします。

 

江戸時代中期、八代将軍吉宗公の時代のもの…

 

その後、仁王門は火事で焼けてしまいましたが、像は避難していたおかげで無事…

 

🐕「人生、塞翁が馬じゃ…」

 

このお寺には、江戸時代後期の伝説の旅する僧「徳本上人の碑」もありました

南無阿弥陀仏と刻んだ、六字名号… 独特なフォントがアバンギャルド

 

 

 

 

 

 

この古墳の下の博物館にも立ち寄りました…

 

そこも戸隠とのかかわりを中心にご案内させていただきました…

 

そこで見つけた、びっくりぽん!

 

怪しげな錠剤?がお弁当の横に…

 

 

これはいったい何だろう???

 

新種のデザートか???

 

いやいやこれは、おしぼりとのこと…

 

 

水をかけると、ふくらみ、おしぼりになりました…

 

いや~世の中はシンポしています…