戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

11月になりました

本日より11月

111ならびなので

いろんな日でもあるようです(某サイトより引用)

 

なんにせよ 今日は 良いお天気の日 でした

お天気が良すぎて 閑古鳥がないています;;

 

おかげで

書類仕事には良い日でしたが 

じっとしてると 館内は寒い^^;

 

温まりに外に出ると

まだ 頑張っているものたちが><

間に合うのか?

実はまだ終齢になってない子もいるのですが・・・

できることもないので見守るのみ

 

2度食い尽くされたユズやレモンたちを

もう一度食わせるのも忍びない

 

なにしろ まだ復活 し始めたとこだし

これ以上 ムリさせたら 枯れるかも・・・

 

すまないね~

 

でも 生き物って タフだから大丈夫かな

 

なにしろ 水槽の中だって

しらない(入れた覚えのない)ものが増えるのだから

 

その証拠がこちら

スマホではダメだ><

 

ウーパールーパーを飼育している90㎝水槽で

こんなものが発生中

1つはこちら

カワコザラガイ 

水槽ではよく増えるので害貝扱いされますが

野外ではなかなか見かけないため 

情報が少なく実情がよくわかってない種類です

 

アルカリ寄りの水の方がよいらしいので

野外だと水質が安定しているところでないと

なかなか個体群を維持できないかもしれません

 

酸性にかたよると うすい貝がらが溶けてしまうので

生きてけないらしいのですが 真偽のほどは不明

 

ちなみに水草をいれたので

そこについていたみたいです

 

 

そして もう1つ

楕円形ぽいもしくは楕円にしっぽらしきものがついているやつらです

ちゃんと顕微鏡で確かめたわけではないのですが^^;

ゾウリムシやワムシなどの

小さい動物プランクトン(インフゾリア)や

それより少し大きいケンミジンコの仲間と思われます

 

じっとみていると

尻尾のある奴が

尻尾のないやつを

食べようとしてるっぽい様子が

見られることがあります

 

小さいものがみえる方は

この機会に

水槽の縁の戦いをご覧ください

 

 

しかし

上部濾過をつけている水槽なのに 

こんなものが発生するなんて

全体をろ過できてない証拠ではありますね

 

まぁ

ウーパールーパーのようすは大丈夫そうなので

そのままほっといています

 

ただ

こいつらは水が汚れるとでるイメージなので

酸性寄り? と思っていたのですが

カワコザラガイもいるし・・・違うんかな?

う~ん

 

 

インフゾリアがでるということは

植物プランクトンもいるということで

ある意味 水槽内生態系が成立している?

う~ん

 

水槽の中もいろいろなことが起きているようです

 

実情は よくわからないので

とりあえず

定期的なメンテナンスで

バランスとるしかないですね

来週にでも 少し換水しようと思います

 

なんしろ 

今週末は3連休

そして 

11/3(金)は文化の日です

その日は 無料入館日 ですので

 

紅葉を見るついでに 

山の中の 博物館まで

足をのばしてみませんか?

 

水槽の角にすくう

小さな生き物たちも

きっと待っています

(今週は換水しないので^^;)