戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

ジオロジストのヒヨコ!

昨日から冬らしくなりました…

 

クルマのフロントガラスにも霜が降りました…

 

🐕「また、ピントが甘いぞ…」

 

そして、戸隠西岳に雪が降っていたのを確認…

 

10月22日についで、2度目の積雪となりました…

 

 

いきなり、冬になりそうですね…

 

今日は、S大学の地球学コースの皆さんが来館

 

午前中は、地層見学…

 

 

カキの露頭では、こんなに化石が出るのか?と驚いておりました…

 

 

地層の形成や、化石の産状から、堆積環境を考える手がかりに…

 

 

地層が厚く堆積することは、大地が沈み続けた証拠…

 

それが、こんなに露出しているのは、隆起しつづけている証拠…

 

それが、北部フォッサ・マグナの特徴です…

 

 

戸隠は、それがわかる面白い場所…

 

博物館の見学をした学生さんから、

 

今度、博物館実習をここでやりたい、との話も伺いました…

 

ジオロジーの地位向上のため、若い学生さんには頑張ってほしい、と思います。

 

 

🐕「若きジオロジストの成長は、将来の日本の夜明けぜよ!」

 

(11月10日の朝焼けの画像、機器の調子が悪くて紹介できませんでした…)

 

 

🐕「この博物館で勉強して、生命や大地の歴史にめざめた…という若者が

  増えることを期待しておるぞ… ワシも柴犬館長として何かできることを…」

 

ぜひ、そのように…

 

学生さんたちの他にも、今日はいろいろな方と楽しい出会いがありました…

 

今日もおあとがよろしいようで…