月日のたつのは早いもので、今日は7月31日…
7月も終わりです! 明日からは8月!
この時期は、全国各地からこの博物館を目指してくる方たちが多いです。
今日は、あの埼玉県のとある高校の地学部のみなさんがやってきてくれました。
河原に降りるのは、この時期の恒例なのですが、今年は初めて!
工事の影響で、河原も大きく様変わりしていました。
氾濫原の地下には、柔らかい泥の層があり、危険です。
ズボッ!とはまると大変なことに…
イノシシたちでさえ、苦労している様子が見えました。
(私も、はまって苦労したので、画像がぼやけています。すみません (+_+))
高校生は、地層や石ころからフォッサ・マグナの大地の生い立ちを学びます
日本を東西に分ける海が、かつて信州にあり、
長い間、地層がたまり続け(≒大地が沈み続け)、
そこが200万年前から、今度は隆起を続け、山ができたこと!
その日本列島の生い立ちは、埼玉も同様なものだったこと!
ハンマーをふるう中で、考えていただけると、ありがたい!
地学は面白いから、これからもがんばってね!
ご近所で、造成工事があって、地層がみえているので、見学してきました。
黒土の下から、赤い色をした地層がみえています。
飯縄火山の安山岩が多く含まれており、土石流堆積物とみて取れました。
なだらかな斜面をつくっていることや
赤土(ローム層)の堆積の厚さなどからみて、氷河時代のものかなぁ?
約3万年ぐらい前のことかなぁ?
黒土も上下にわけられそうで、
上の層は農道を開削した時の盛り土のようです。
表面をちょっと掘るだけで、地層や石ころが顔を出し、
最近の大地の変化がわかります。
皆様も、ご近所をよく観察してみましょう。
今日は、なかなか、スリリングな体験でした。