戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

2月26日 10㎝ほどの積雪

このところ、雪が続けて降っています

寒の戻りなのでしょう。日中も寒いです。

 

今日は10㎝ほど積もりました…

朝方から雪が激しくなり、重たい湿った雪がどんどん積ります。

 

公用車の屋根もこんな感じになりました



その分、雪解けは早いのですが…

 

雪が降ると、獣たちの足跡がいっぱいです。

先日は野ウサギの足跡を、柴犬館長と追跡しました。



土曜日の朝、一時晴れて、飯縄山戸隠山もその一部がのぞけました。



🐕「3連休中、西岳で遭難事故があったようじゃ…

    ヘリコプターが飛び回っておったぞ!」

これは、無事を祈るしかありません…

 

 

閑話休題

今日は、一日中、雪が降ったりやんだり…



来月の企画展の準備を本格的に始めました…

「戸隠七不思議」展

 

戸隠の場合、海底が隆起してできた戸隠山

第四紀火山として噴火をくりかえした飯縄山が向かいあっていて、

その山麓で、人々が古くから暮らしてきました。

 

その「地質・地形」と「水」との関係、

そして、自然の成り立ちや人々の暮らしとの関係を読み解こうというもの…

 

ここにあった柵(しがらみ)小学校や中学校の校章が、

なぜ「麻の葉」なのかも、地質・地形で読み解けます。




名産の根曲がり竹細工も、その山の恵みを生かしたもの…。



どんな形になりますやら、こうご期待!