戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

暖かい週末でした^^

昨日に引き続きお天気がよく、気温も上昇。

午後3時前で博物館の百葉箱の温度計は・・・

 

 

22℃(@_@;)!

 

薄着で館内に入られるかたには、

 館内は寒いですよ。

ともれなく声をかけさせてもらっています^^;

 

ちなみに長野気象台が観測した今日の最高気温は23.2℃

日なたの体感は25℃越えだったのでは。

サクラの便りも間近でしょうか。

 

 

当館の標本木のサクラの芽も

だいぶ膨らんでいることがわかりました。

 

 

ツクシもにょきにょき

 

 

プランターのパンジーもきれい^^

 

越冬したタテハチョウや

まだ土色のアマガエルも見かけました。

 

 

トガクシソウもピンクの花びらがのぞいています^^

もう少し!

 

 

驚いたのはこちら。

去年の秋に挿し木をしたハナカイドウの枝先につぼみが!

もとは自宅の庭木を剪定したものだそうです。

たくましい生命力に感心しました。

 

一昨日は個人的な休みで、近所で春探しをしました。

 

 

標高1000mの森はまだ静かでした。

去年はすでにキクザキチゲなどが咲いていたので、

遅めに感じてしまいます・・・^^;

 

その分?目立ったのは樹皮の異常です。

 

 

するどいもので強くこすりつけられ、

すっかり剥げてしまっています。

おそらくシカの角とぎでしょう。

流れた樹液が流血のようで痛々しいです。。。;;

 

 

地際から1.5mぐらいの高さまで、

すっかりつるつるにされてしまった木もありました。

これはもう枯れるしかありません。。。

 

 

そんな悲惨な姿の木が、森のあちこちに・・・

 

  暴力反対っ(# ゚Д゚)! 

 

つい、シカが憎く思えてしまうこの頃です・・・

この惨状を回避するには、

猟師さんに頑張ってもらうしかないのでしょうか・・・