戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

いろんなものがやってくる?

今朝も雨が降りました…

 

目まぐるしく変わるお天気です…

 

昨日のことですが、野暮用ででかけたついでに気になるものを撮影…

 

毎日の通勤路で見かけていたのですが、

 

なかなか車をとめて、みる機会がなかったからです…

 

 

切り株からオレンジ色のものが…

 

 

🐕「うわっ、なんじゃこれは…」

 

 

🐕「あやしげじゃ… ちょっと気持ちわるい…」

 

色々と調べてみると、「樹液酵母」というものらしいです…

 

木をきると、そこから樹液があふれ、

樹液に含まれる糖分に酵母菌やカビなどが繁殖したもののようです…

 

🐕「ふーん そんなものか…」

 

以前にも見た記憶があります…水分を多く含む木に見られる現象で、

暖かくなる、この時期によくあることだそう…

 

 

暖かくなったので、こんな虫も廊下にいました…

 

この種のものに詳しい職員がお休みなので、

今日のところは、謎の昆虫ということにします。

 

 

草木で染めたい!というボランティアさんも来て、

チャレンジしています…

 

左側はフクジュソウ、右側はムスカリ

 

「もっといい色がでたはずなんだけど…」とは彼の弁

 

午後、こんなものが届きました…

 

 

窓ガラスへ衝突したもの…

 

 

シメ…

 

 

風切り羽根の先端が美しい…

 

暖かくなり、いろんなものが動き始めたようです…

 



🐕「秘書ばっかり、ずるいぞ、

     ワシも朝の視察だけでなく、博物館に連れて行け…」

 

今日もおあとがよろしいようで…

 

追伸

 

こんな記事を書き終えたら、電話です。

 

今日の最後にこんなものがやってきました…

 

戸隠の春は、何が起きるかわかりません…