戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

夏野菜も夏の楽しみ

お盆の帰省がてら来館されるお客さまもあり、

懐かしい顔に出会えるのも、夏のいいところ^^

お変わりない姿を見られて、うれしい限りです。

 

さて今年、当館でもいくつもの巣がつくられ、

多くの子どもたちが巣立っていったツバメたち。

東南アジアにわたるまえに、大集合します。

 

今年は何度か、戸隠内でもこのような集合している姿が見られました。

おしゃべりが好きなのは親も子も一緒。

賑やかに、これからのお出かけの相談をしているようでした。

 

さてさて、夏の花で今年印象的なのはこちら

 

アメリカホドイモ(アピオス)です。

マメの仲間ですが、地下になる芋を食用にします。

ほったらかしにしているので、毎年芽が出るのですが、

芋が大きくなってきたようで、今年は花つきがよいです^^

 

この花をみると、私は何となく宇宙を感じます・・・

某宇宙映画の適役の被り物を想像してしまったからでしょう・・・

皆さんは何に見えますか?

 

 

上から見ても、一つの花のようでした・・・

 

ご近所のあるお宅では、ゴボウが勝手に育ったそうで、

2メートルを超える草丈になっていました。

 

ゴボウはキク科に属するアザミに近い仲間・・・

 

これで開花した姿です。

がく(総苞片)がとげとげで、ふくらんだハリセンボンのようでした。

 

家庭菜園に力を入れる友人宅でも、野菜の花がいろいろ見られました。

 

こちらはニンジン。

セリ科なので細かな白い花が集まってなかなかきれいです。

(こうなってしまうと根の部分はすかすかで食べられませんが・・・)

 

オクラはアオイ科

ゴージャスなフヨウやハイビスカスも同じ科です。

 

さて、薄紫色で下向きに咲くこの花は・・・

 

あれ!、こうして見ると

トガクシソウにも似ていますね・・・

 

(↑こちらがトガクシソウ)

 

じつは、ナスです^^

 

深山にひっそり咲く可憐な花とナスを一緒にしては、怒られますね・・・

市内の学校ではトガクシソウの花の形が校章にもデザインされているというのに。

 

ちなみにトマトやピーマン、ジャガイモもナス科の植物で、

色は違いますが、似た形の花を咲かせます。

 

トガクシソウはメギ科。全然仲間が違います。

(ナス科は合弁花、メギ科は離弁花ですし・・・)

 

お後がまったくよろしくなくて、申し訳ありません。

柴犬館長に怒られませんように・・・m(__)m

 

追伸

明日の柴犬館長のファンミーティング

スペシャル希望の方は午前9時集合です!

ノーマルコースは午前10時ごろです…

お待ちしています… 🐶