戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

昔の学校資料から…

日本の近代教育が始まってから約150年がたちます…

 

その間、いろいろな教科書や教材が移り変わりました…

 

その様子を資料からたどるのが、今回の企画展の狙い…

 

その一部を紹介しますね…

 

 

明治3年発行 明治6年の改変の「絵入り知恵の輪 上」

 

教科書という概念がない時代の、児童向け図書といった感じでしょうか?

 

「ものづくし」なのでしょうが、この順番なのはなぜ?

 

🐶「不思議じゃ… なぜワラビ?やムカデ? 猫? そば? わからん?」

 

こちらは、「絵入り知恵の輪 下」の挿絵

 

らんびき(蒸留)、時計や寒暖計など、の挿絵があります

 

🐶「これもまた脈絡のない感じが、不思議じゃ…」

 

日本が開国したころの各国の旗!

 

こちらも明治3年発行の「絵入り知恵の輪」

 

国際社会へと一歩踏み出したころの資料です

 

 

こちらは、明治30年代の道徳の教科書…です

 

商工業が盛んになり、大きな都市ができ始めた時代のもの…

 

🐶「きっー 最後の一文はなんじゃ、これは(怒) きたなきものなのか…」

 

柴犬館長もお怒りの一文です…

 

世の中、その後、大きく変わっていきます…

 

昭和恐慌や満州事件を経た後の教科書…

 

 

昭和9年の教科書…カズノホン 軍国色がでてきます…

 

兵隊さんや飛行機、軍艦などが登場…

 

習字の手本も、こんな形で戦争一色に染まります…

 

 

🐶「世の中、いろいろと変わるものですなぁ…」

 

企画展では、戦後80年ということもあって学校資料の変遷を紹介します。