戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

初夏のできごと

てるてる坊主の効果があったのか、今日は朝から快晴でした。ふと2階のベランダを見上げると、手すりに若いツバメが4羽とまっていました。どうも巣立ちを迎えたようです。4月10日に親鳥がやってきて、5月24に卵の殻が巣の下に落ちているのを見つけました。孵化(ふか:卵からかえること)して3週間くらいで、一人前に飛べるようになるんですね。ちょっと前まで親鳥がせわしなくエサを運んでいたと思っていたのに、成長の速さにただただ驚かされてしまいます。

巣立ちを前に巣のそばの手すりにとまる若鳥。

空き家になってしまった巣、また来年会えるといいな。