今日の午前中は地元の戸隠小学校へ出張し、6年生の子どもたちと化石のクリーニングをしました。去年の秋に現地で地層見学をし、採集したものをもとに、クリーニングをして化石の種類を調べ、そこから戸隠の大地の歴史について考えるという授業です。
3時間使った集中授業でしたが、自分たちがすんでいる大地を知る大切な授業です。しかも自分で掘ってきた化石が材料ですので、みんな興味津々、一生懸命とりくんでいる姿が印象的でした。
(↑学芸員の説明を真剣に聞きます)
(↑それぞれ自分が掘った化石をクリーニングします)
化石は貝を中心に全部で25種類ほど見つかりました。戸隠が生き物の豊かな海だったことがわかります。最後に400万年前の戸隠の様子を想像して絵に描いてもらいましたが、自分たちが掘った貝の種類だけでなく、海藻がただよっていたり、魚が泳いでいたり、イメージを豊かに膨らませて、楽しい絵が完成しました。
子どもたちが自分たちのふるさとを知り、興味をいだくきっかけになれば、私たちもうれしいです。