戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

楽しい地学実験

 地学って、名前や現象を暗記する勉強というイメージがあるかもしれませんね。例えば石や化石の名前だったり、地震や火山の現象だったり。でも、本当はとっても身近で、おもしろいんですよ。そんな地学の楽しさを広めたくて、実験しながら地球のナゾにせまる教室を開いています(次回は2月28日です)。
 今日は地震に関する実験の練習をしてみました。地震のゆれ(地震波)は2種類ある!? 地震で地面が液体のようになることが! 津波とふつうの波はどう違うの? などなど様々な“ふしぎ”をバネや乾電池、砂、フィルムケース、といった身近な材料を使った実験で確かめてみました。

地震の波の伝わり方①

地震の波の伝わり方② ①とどう違うのかな? それにはどんな意味があるのかな?



埋まっていたはずのフィルムケース(上)が抜け出ています(下)。なぜ、こんなことが?

テレビやインターネットでは得られない興奮と楽しさが実験にはあります。実験してみたい!と思ったら当館までご連絡下さい。