今日は、博物館の駐車場ちかくにある外来植物のハルジオンをとりました。白や赤の花を咲かせていました。
ハルジオンは、キク科の植物で大正時代に北アメリカからやってきた帰化したものとされています。
おなじキク科の植物にヒメジョオン(花の図鑑によるとこちらはヒメジオンではないようです)があります。
この二つの植物は、とてもそっくりで、私のような植物初心者には見分けることが難しいです。葉のつき方がちがうようなのですが。
こちらにいる植物の専門の方が、「これら二つの簡単な見分け方は茎の中をみればよい」とおっしゃっていました。
ハルジオンは茎の中がからっぽで、ヒメジョンは茎の中に白いスポンジのようなものがつまっているそうです。
覚え方は、「お姫さま(ヒメジョン)の頭はつまっている(茎がつまっている)」。これで、もう二つの見分けはばっちりです!
化石とか鉱物と同じように植物も面白いな、と若い地学担当者はハルジオンをとりながら思いました。
最後に、本日の成果の写真をのせます。博物館の職員、頑張りました。