戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

ホネの魅力

本日は「ホネってすごい」の日
昨年から始めた骨の勉強会ですが
今年はまたちょっと違う形で進めました。


実は館内のいろいろなところに全身骨格があります。
しかもすべて違った動物で、それぞれに特徴的なものばかり!
ということで、館内を歩きまわり、
わかりやすい違いとして
背骨の数やあばら骨の数をかぞえ、
違う理由について勉強をしました。


もちろんスタートは玄関のミンククジラです。


クジラの年齢査定法や舌骨に一同びっくり!
(1Fの廊下には他にも全身骨格標本が隠れていますよ!)


ついで3F常設展示室へ
ナウマンゾウやダイカイギュウ

ヤベオオツノシカ
テン
ツキノワグマ
カミツキガメなど


いろいろな動物のホネを見て回りました。


最後にホネ部屋へ移動して
ホネでも変わっているナマケモノ
来年の干支のウサギ
身近な動物ネコをじっくりと観察しました。

動物の基本的な作りは同じでも
それぞれで違いがあり
その理由も
それぞれの生き物の生態を考えれば
納得のものでした。


来月も23日(日)に開催しますので、
興味のわいた方は館までご連絡ください。