骨格標本を作っていると
時々ホネが足りないことがあります。
原因はいろいろですが
大きいホネのときにはとても困ります。
そんな時は作っちゃいます。
ただいま作成中のダチョウにも
いくつか足りない骨がありました。
どうやって作るかというと
対になるような骨は
石粉粘土で大まかな形を作ったものをしっかり乾かします。
それを左右対称になるようにルーターで削っていきました。
白いのが作成した偽物です。
アバウトな削りだしですがいかがですか?
アイボリーの塗料を塗るとさらにそれらしさが増します。
対にならない骨は別の個体のものを参考に
大きさを紛失個体にあわせて削ります。
こうした作業は意外に楽しいものですが
本当は紛失がないのが一番いいんですよね。
2つのパーツを削りだすのに3時間かかりましたから・・・