戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

シカの骨 組み立て

今日は、信州大学教育学部の学生さんが、
骨の勉強にやってきました。
ナウマンゾウやオオツノジカの化石を発掘するため、
勉強会を開く下見です。
一通り骨を見ながら説明したあと、実際にニホンジカの骨パズルに挑戦してもらいました。約1時間、骨と熱心に向き合っていた姿が印象的です。

「骨はそれぞれが意味や役割があり、
そのための形をしているんですね」
「関節でフィットした時の感動は、
組み立ててみないと味わえません」

との感想を寄せて下さいました。

実物だからこそ感動が味わえるのでしょう。
当館のめざす一つの姿がそこにはありました。
1月22日午後1時より、こうした骨の勉強会を開きます。
興味がある方は、ぜひ館までお申し込みを!。