博物館で今、盛りを迎えている花があります。
マツです!
かなり地味ですね^^;
にょきっと上に伸びた新しい枝のもとのところには茶色の雄花。
ここから花粉が出ます。
そして先に、紫色の丸いものが付いていますね。
これが雌花で、将来まつぼっくりになるところです。
よく見ると、この新しい枝の付け根に去年の松ぼっくりがついていることが
ありますが、まだまだ青くて若いです。
これが実るのは秋になってから。
なんと一年と半年かけてようやく花が実になるんです。
さすが縁起のいい木は、気が長い。
せかせか忙しい今日この頃ですが、
そんなマツを見ていると、
実を結ぶにはもっとじっくりかまえなくていけないな、
と思ってしまいます。