戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

長野ではけっこうな雨が降った様子ですが
新潟の海岸は一日かんかん照りでした。
おかげでけっこう日焼けが痛いです^^;


今日の海の自然観察会は特別編
昨年、一昨年と行った
2カ所を一日でまわる強行イベントでした。


まずは、柿崎中央海岸で貝殻拾い

広大な浜辺にたくさんの貝殻が流れ着いているのです。
みんなたくさんお宝を拾いました。



ハングルの書かれた網もありました。


が、釣り大会をしていたので邪魔をしないうちに移動しました。


移動先は米山海岸です。
こちらは岩場があって

いろんな生き物が観察できます。


海の生き物でもないこんなやつも今回は出会いました。

フナムシと格闘していました。


カサガイ類(5種ほど)、ヒザラガイ二枚貝(イガイの仲間)、
巻貝(4種ほど?)、カメノテフジツボ
アシシロハゼ、アゴハゼの稚魚?
イソギンチャク(2種?)、カニ(2種)、エビ、フナムシなどなど

いろんな生き物とふれあえました。



ただ、今年は磯が白く焼けていて(下見のときにはそれほどでもなかった)
一昨年に来たときとは様子が違っていました。
上記以外にもウニやアメフラシなども見られたものが
今回は全くいないし、フジツボやヘビガイなどは死んでいるものが
多かったのが印象的でした。



なにか海で異変があったようです。
それが何かはわかりませんが、
毎年定期的(6月の最初の土日)に
行っているこのイベントで
少しでも何かわかればいいな〜


ある意味モニタリング調査ですから^^