戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

バスツアー

今日は長野の大地の生い立ちを知るバスツアーの添乗員をつとめました。
まずは、市の東側、保科の枕状溶岩です。

市内で一番古い地層で、2000万年前ぐらいのものです。
深い海の中の火山が噴火して溶岩が冷えて固まったもの。
長野が昔々、深い海だったことを感じてもらって、ツアーがスタートです。


途中、主催のかたがたがいくつかクイズを用意していたりと、
バスの中は盛り上がり、いよいよ化石をとる現場へ。

化石がたくさん入った地層を見学して、落ちている石を割ったり、
メノウを拾ったりと、子どもたちだけでなく大人も夢中でした。


午後はクリーニング、館内見学と盛りだくさんの内容。

一日一緒にいると、それぞれの子どもたちにも親近感がわいてきて、
こちらも楽しませていただきました。
楽しんでいただけたでしょうか? また是非遊びに来てほしいですね。