ここのところ骨の標本作製を日課にしています。
というのも
某所が足の踏み場もないような状況だからです^^;
いくつか収穫してきたうち
乾燥、漂白の済んだものを整理していると
骨折痕が見つかりました。
足根中足骨の中央が折れて
そのままくっついたのがわかります。
なんの手当てもせずに自力で骨折を治した証拠です。
実にたくましいですね。
ちなみに
足根中足骨は←のところです。
この上が踵(かかと)になります。
こちらは大腿骨。
生きている時にはほとんど見えないところです。
上が骨盤にくっつく部分で、下が膝です。
破骨と再生が上手にできないために
膝のあたりはぐずぐずの状態です。
きっとこの子は痛くて歩けなかったはずです。
長生きをしたためにこんな病気になったんですね。
オシドリのはずです^^;
他にカモ類は某所に納めてないので…
生きているときのこの子は知りませんが
骨にすると生きていたときのことを
垣間見ることができます。
すると不思議と親近感が湧いてきます^^
骨の魅力の一つかな。