戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

お客さま

今年度最後の開館日。
日曜日ということもあって、
年度の最期を飾るいろいろなお客さまが来館されました。


化石好きの男の子から、生き物大好きの女の子、
さらに、珍しく海外のかたも来られました。


その中でも異彩を放っていたのは、このかた。

黄色い糸をひいている「モジホコリカビ」ちゃんです。
粘菌(ねんきん)という生き物の仲間で、
餌(ご飯など)を与えるとアメーバーのように動いて集まってくるそうです。


飼い主のかた曰く、乾燥したり条件が悪くなったりすると、
キノコ型になって、胞子をばらまくとか。


粘菌という生き物の存在はしっていましたが、生きているのを見るのは初めて。
貴重な出会いでした。
飼い主のかたも戸隠ファンで、これから楽しいお付き合いができそうです。


さて、
ブログ読者の皆さま、新年度もよろしくお願いいたします。