戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今昔


上の写真は、昭和33年、つまり今から55年前に撮影された写真です。
どこを写したものか、わかりますか?
後ろに見える山は飯縄山、手前には斜面に広がる麦畑。
そして、中央に写っている建物は柵(しがらみ)小学校と中学校です。
つまり、現在博物館がある場所です。


70代の卒業生のかたが、昔の写真を寄贈してくださいました。
広々として気持ちのいい景色ですが、
学校がずいぶん町外れに建てられた、ということも想像されますね。


現在は、こんな様子。

(昔と同じアングルで撮れないのが残念)
学校の周りに建物が増え、植林されたスギやカラマツが多くなっています。
手前の斜面にも、現在は公民館や家がたっています。
変わっていないのは、飯縄山と、手前の青いトタン屋根の旧館。
もとの中学校の建物です。


景色の変化の中に、人の暮らしの変化も見えてきそうですね。
地形や自然の資源を上手に使ってきた昔の人たちの知恵を、
古い写真から読みとる、といったことができないかなと考えています。