戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

準備万端

今日は朝から雪模様。
寒さに負けず、資料を譲り受けるために、廃校になった市街地の小学校へでかけました。
せっせと梱包し、車まで運び込むだけで、汗をかき、いい運動になりました^^


博物館で荷解きをし、
ライチョウをはじめとする鳥の剥製たちは、さっそく棚の上に整列。

こちらは、カブトガニの標本。

背中側とお腹側が両方見えるよう、専用ケースに入っています。
生きている化石とされる節足動物の仲間。
お腹側のグロテスクな脚のようすが見られて面白いです。


他にも土器の模型や種のコレクションなど、貴重な資料がさまざまあります。
順次展示していきますので、どうぞご期待ください。
(おそらく2階の廊下になります)



午後は、15日(日)のしめ縄づくりのために、ボランティアのおじさんが準備に来てくださいました。

稲の細かな葉などを、縄にするときにいらない部分をあらかじめとりのぞいておく「わらすぐり」、

わらの繊維をやわらかくする「わら打ち」、

など、実はわらをなっていく前には事前の準備がたくさん必要なのです。
おじさん、いつもありがとうございます!!


準備万端でお待ちしておりますので、
(お天気が心配ではありますが)
マイしめ縄づくりにぜひ足をお運びください^^
定員には、まだ少し余裕がありますよ。