先日来行われている骨洗い
今日も実習生が続けてくれています。
おかげで溜まっていく骨たち＾＾；
これを漂白し 乾燥され
やってくる標本を整理していると
時折 発見 があります。
例えば
若いメスのシカです。
頭を見ていても不思議なこともありますが・・・
面白かったのは下あごの方です
わかりにくい？
ではアップで
一方は乳歯ばかりできれいに並んでいますが
もう一方は中央の1対は大人の歯に生え変わっていて
非常にアンバランスなのです。
それにしても極端な＾＾；
シカの世界にも歯並びの悪い子がいるんですかね・・・
ほかにも
交通事故で亡くなったタヌキです
こちらはスネの骨
どうやらこの子は過去にも事故か何かで骨折していて
それが治る時に脛骨（太い骨）と腓骨（細い骨）が癒着してしまったのです。
おそらく普通のタヌキ以上によたよたと歩いていたことでしょう
歩きにくいのでまた事故にあったのかも・・・
こんなふうに
骨格標本を見ているといろんなことがわかります。
これも標本作りの楽しみですね。
（そんなことをしているから整理が進まないのかも＾＾；）
また
実習生の相手をしながらこんなものも作りました。
本物のヒミズのぬいぐるみです。
（通常よりスマートな仕上がりですが＾＾；）
賛否はおいておいて
手触り抜群ですよ＞＜
