戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

驚きの連続

今日もいいお天気でしたね。
ただ戸隠では気温は上がらずに少し肌寒い一日でした。


さて
当館が小学校の校舎を利用しているのはみなさまご存知でしょう。
小学校時代には壁に絵がたくさん飾られていました。
その多くは大事にしまってありますが
なかにはそのままに飾っているところもあります。


なんと


今日はその作者がみえられました!

御年91歳!


流石に日本画は体力勝負とのことで描いていないそうですが
まだまだ現役で絵は描かれているとのこと
いやいやお元気です。


風邪が治らない職員には眩しくて直視できない後光がみえました><
(これで治るかな?)


そして今日も某所でこそこそしていたら
こんな子が

(左は成獣 右が幼獣)


ちなみに今日のはキツネです。


幼獣はちょいと小さい程度に見えますね。


ところがどっこい


この子は

まだまだ乳歯の幼子なんです


にも関わらず 大腿骨なんて

(左は成獣 右が幼獣)


でかっ!


肩甲骨なんて

なんか形まで少し違う・・・



キツネでこんなに成長がよくて
大きい(オオギツネ)のがいるのなら


先日のもひょっとして・・・




比べてみました。

(左:先日の問題の子 右:通常サイズのタヌキの幼獣)


大きさはまったく違うけど
歯の並びなんかはとても似ていますね^^;


ということは・・・こいつは・・・


オオダヌキの幼獣ってことかな?


それにしても・・・
成獣よりでかい幼獣って・・・


その親はどんだけでかかったんだろう・・・
それとも
いいもの食べれば育つんだろうか・・・


なんにせよ お騒がせしました。
風邪ひき職員の方の勘違いだったようです^^;