戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

マボロシのせんべい!

はるか昔のことですが、

博物館でせんべいを作っていた時代があります。

村時代、博物館をもり立てようとする中で生まれた、

戸隠ならではのものです。



その名は「戸隠化石せんべい」



そば粉とゴマがたっぷり入った、手作りせんべい!

添加物はいっさいなしの健康食品です。

館のイベント時に地域の皆さんとつくり、お客様にも味わっていただいていました。

保存用としてひと袋だけ残しています。

(当時見つかったシカの歯の化石にちなんでシカラベル)

開けて味わう余裕もなく、話のタネに時々するのみです。

その話を聞き、「一度は食べてみたい」と思うボランティアさんもいました。


それが、なんと本日復活!

しかも、ホタテガイ型に…

久しぶりに味わいました!  感動です!

初めて食した職員も、ゴマの香りがたっぷりで美味!と絶賛でした。



当時、その製作に関わっていた●●さんが、某団体で再現にチャレンジ!

館に残っていたホタテガイの抜き型をつかった、本格的なもの…

ひと袋をいただきました。



この記事をご覧になり、

マボロシの「化石せんべい」の実物をみたいという方は、

急ぎ、博物館までご一報ください。

その後の対応を相談させていただきます。