先日山歩きをしていたら、目に飛び込んできたのは
こんなイモムシです。
「危険!!」
と全身でアピールしているようなストライプ模様。
さらに、何やら黒いリボンのようなものが飛び出ています。
触る気にはなれませんでしたが、あまり固い刺という感じではなさそうです。
撮影のため葉っぱを動かしたら、
くねっと頭を入れてしまいました。
それにしても、ひらひらリボンのようなものは何???
強烈ですが、わけがわからないです・・・
図鑑で調べてみたところ、ハンノケンモン という蛾の幼虫でした。
今流行のゲームのキャラのような名前で、
親の蛾の姿が妄想されましたが、
図鑑にあったのは、
こんな地味な姿。(学研「日本産蛾類標準図鑑」より)
図鑑用に羽を開いていますが、普通は閉じていて、
三角形の控えめな姿の蛾です。
名前は、剣のような模様が羽にある蛾のグループで「剣紋」というらしいです。
ハンノはハンノキのことでしょうか? わかりませんでした。
また、こんな姿をしていますが幼虫には毒はないそうです。
そして、頭をいれるのは、危険を感じた時の得意のポーズのようです。
子のインパクトもすごいですが、親と子に差がありすぎて、またびっくり。
なぜ、どうして???
のオンパレードです。
ちなみに、戸隠の森林植物園でも目撃情報ありです。
皆さんも見かけたらご一報ください。