戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

昨日は夕方から大雨が降るという予報から
お土産コーナーの屋根のブルーシートを撤収して、備えていました。


が、降り出しそうにないので、職員が外で植木の剪定をしていると・・・


暗くなりだした空を何百もの鳥が舞いだしました。
(画像が不鮮明ですみません・・・)


ツバメ、イワツバメ、そしてアマツバメの昆群です。
特に大型のアマツバメは、ブーメラン型の翼でぐいぐい飛んでいて、
見ているこちらが酔いそうなほどです。



日本野鳥の会「フィールドガイド日本の野鳥」より)


アマツバメはまさしく「雨燕」と書きます。
雨そのものではなく、ツバメ軍団の来襲とは、博物館らしい^^?


職員のほら貝に反応して、


近くに集まってきたのには本当に驚きました^^;


30分ほどの乱舞を楽しませてくれました。



おそらくですが、今年生まれの幼鳥たちが渡りの準備をする時期なのでしょう。
気圧や風などの関係で、虫たちが集まり、
それを目当てにツバメたちも集まってきたのだと思います。




ツバメたちの嵐から一夜明けて、今日は長野でも梅雨明けが発表されました。
いよいよ夏本番です!