裾花ダムの土砂の浚渫(しゅんせつ)が始まりました。
上流で組み立てていた鉄板の船にクレーン車が載り、
ダムの前に浮かんでいるようすが見られました。
8月の大雨で、裾花川にたまった土砂の堆積の様子は、
このブログで何度かお伝えしてきましたが、
雨のたびにその土砂が下流のダムに流れ込んでいるのですから、
その量は半端ないはずです。
土砂だけでなく、流されてきた木がはさまって、
取り除かないと、ダムの水量調節ゲートが開閉できなくなっているそうです。
「県の管理ダムでは初めてではないか」とされる今回の試みですが、
それほどの大きな災害が、8月の一晩でおきたのだと、
改めて思い知らされました。
おまけ
ダムのわきを通る国道406号線。
裾花大橋をこえてすぐのトンネルの入り口を
別の角度からみる機会がありました。
ダム建設にあわせて、川底近くにあった道を
ダムの高さより上に、つけかえたものです。
しょっちゅう通る道ですが、
こんなところを走っていたのかと、感心してしまいました。