戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

原点… その1

12月15日に、長野市立博物館・国立科学博物館 共催のシンポジウムがあります。

詳しくはこちら…をご覧ください。

http://www.city.nagano.nagano.jp/museum/images/index/sympo_171215.pdf



その打ち合わせで、昨日、国立科学博物館に行ってきました。

思えば、昔々にこの博物館を訪問したのが、この世界に踏み込むきっかけとなりました。





当時小学生の入館料40円…

自宅から上野までのバス料金が30円 つまり往復60円、

一日100円で遊べたのが、上野公園と科学博物館だったのです。

玄関から一歩中に入ると、アロサウルスの全身骨格があって、ワクワクしたのです。


そこに仕事で訪れるとは…   感慨深いものがあります。


その後も何回か訪問しましたが、通用口から入るのは初・体・験です。



たとえて言えば、サッカーの日本代表チームの中に、

ド田舎の草サッカープレイヤーが紛れ込んだようなものでした。


そんな日本一の博物館とタッグを組めるなんて、夢のような機会かもしれません。

しかも、子どものころに憧れた、原点ともいえる博物館とのコラボ…



夢がかない、人生冥利につきる瞬間だったのかもしれません。


そんな、子どもたちの夢の原点にうちの博物館もなりたいなぁ〜 (*^▽^*)


帰りの新幹線の中、そう思いました。


オマケ

そうそう、科学博物館の近くに野球場がありました。

何気なく見上げると、なんと「正岡子規記念球場」… (・.・;)



今回、初めて気づきました。

上野に、こんな物語が隠されているなんて、驚きでした。


いやー 人生、発見の連続です。



  (今月中に「上野」特集 原点 その2へと続きま〜す)