戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

大哺乳類展

実家に帰省した帰り道、

上野によって、国立科学博物館の「大哺乳類展2」をのぞいてきました。

f:id:Naturalhistory:20190515131538j:plain

さすが、規模が大きい!

f:id:Naturalhistory:20190515132839j:plain

最新の分類のことや、

各動物の運動(歩いたり走ったり)能力のことなど、

もちろん、勉強になるのですが、

これだけたくさんのものがあるってだけで、十分楽しいです。

f:id:Naturalhistory:20190515133526j:plain

マッコウクジラはじつは半分模型をかぶせてあって、中身は骨格でした。

さすがです^^

f:id:Naturalhistory:20190515133658j:plain

上あごの歯は小さくて、歯肉に埋没しているそうです。

普段の食事では歯は使っておらず、

ダイオウイカも、まるのみしているそうです。

はじめて知りました・・・^^; 

 

もちろん骨もたくさんありました。

f:id:Naturalhistory:20190515135340j:plain

ぼうけん団の皆さんが見たら

きっともっと楽しむのだろうな、とか

一般のひとたちは、どんな風にこの展示を感じているのだろうか、とか

そんなことも気にしてしまいました。

 

骨つながりで・・・

別の展示室では、「ビーズ展」も開催されていました。

世界の民族が各地でつくり、装飾に利用してきたビーズ。

タネや貝、ガラスのビーズが多い中で、

f:id:Naturalhistory:20190515153021j:plain

ニシキヘビの骨のビーズの首飾り!というのもありました。

人の歯や、スズメバチの頭だけをつなげたものも・・・^^;

 

大哺乳類は6月16日までだそうです。

動物好きでしたら、きっと楽しいですよ。