戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

いろいあったこの一年…

本日で2017年の営業日が終了します。



昨年末は雪のない戸隠だったのですが、

今年は昨日から大雪となり、一面白い世界になりました。


1年間は長いようで、「アッ!」というまに過ぎ去ってしいました。

本当に「光陰矢のごとし」です。 (+_+)


来年は、当館が誕生して10周年を迎えます。

10才の誕生日となる7月には、何かお祝いの会をしたいなぁ、と考えています。

その時は、ぜひお出かけ下さい。



今日は冬休みになった中学生のボランティアさんが来てくれたので、

「展示室の片付け」と「すす払い」にチャレンジしていただきました。




さすがに10年もたつとほこりがたまります。


照明器具のレール、学校当時のものをリサイクルしたスピーカーの上、

ホホジロザメの模型や骨格標本等など

すっかりきれいになり、新年を迎える準備ができました。

R.君 ありがとうございました!


やはり、博物館は人が支えてくれています。

新年も1月4日から営業を始めます。どうかよろしくお願いします。




最後に、皆さんにお知らせしなければならない悲しいご報告が…

当館の黒柴館長が、2月のある日、とある事故でお亡くなりになってしまいました。

5年間ほど勤めていた館長秘書としては、とても悲しいものでした。

このブログでも度々登場し、元気な姿で我々を激励してくださったのですが…



そのお導きのおかげかどうか、

今年はイノシシ、シカ、テンの赤子、ハクビシンなどなど

多くの「命」と向き合う機会をいただきました。

黒柴館長、ありがとうございました。

こうして、皆さまに報告することができるようになりました。

今後も博物館を見守って下さい。