戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

観察会ではつかえないかもしれない うんちく

キリンの皮(マスク以外)はあともう少し


合わせて進行中だったのが

こちら

動物園に保護されて亡くなった

コミミズクの羽です

剥製にするほど状態が良くなかったので

骨と羽で保管することにしたもので

羽が汚れてしまっていたので洗って

乾燥させていたものです

せっかくなので

次の2種を比べてみました

コミミズク

カラス


若干場所は違いますが^^;

外側の部分を見てみると

コミミズクは

ギザギザしています

(限られた部分ですけど^^;)

カラスは

ギザギザはありません

(どの羽をみてもです)

さらに拡大してみると

コミミズクは羽の表面が

細かな毛でふわふわ

こちらはかなりの羽でみられます

カラスは

そんなものはどこにもありません

(ピンボケですみません><)

コミミズクなどのフクロウの羽の

このギザギザやふわふわが

音もなく 飛ぶ秘密なんだとか



明日は森林植物園を案内して歩く予定がありますが・・・

フクロウの羽 拾えないかな〜


このうんちくを披露する機会になるんだけどな〜