戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

お疲れさまでしたm(__)m

観察会の日だというのに、朝からしとしと雨(;_;


昨日の時点では午前中はもちそうと判断していたので、
中止の連絡は特にしておらず、
とりあえず集合場所へ向かいました。

来られたかたがいれば開催しようという後ろ向き判断で・・・


そして集まったのは常連さんの8名!!


幸い雨は小ぶりのまま、観察会を無事行うことができました。
すみません、いつも助けてもらってますm(__)m!


信州新町の小花見(こげみ)池、というため池の周囲を散策しました。

この時期はノギクの仲間が色々見られますし、

他にも、戸隠よりはやや乾いた場所にでるような植物が特徴的でした。


例えばマキエハギ、ネコハギ、コシオガマなどなど


わずかですが、センブリやヨツバハギも見られました。



(↑下見の時に撮影したセンブリ)



(↑ヨツバハギ)



そして、期待していたキノコはというと、

地元のキノコ採りのかたの姿が何人もある中、
すぐ目に付く、取り残されていたのは
毒キノコばかりだったことが判明・・・


キノコ採りのかたのかごの中をみせてもらうと、
立派なシャカシメジが入っていました。


まあ、そうなりますよね・・・


何はともあれ、参加者のみなさんのおかげで、
ゆっくり散策できたのはよかったです。


次回(10月27日)は今シーズン最後で、地附山登山!
今度こそ、よいお天気になりますように。