雪が降る前に確認したいことがあって、
仕事の休みをつかって、戸隠奥社へ行ってきました。
登山や調査のために参道を歩くことはしょっちゅうですが、
きちんと奥社の社殿を参拝したのは、
じつを言うと、数えるほどしかありません。
(ごめんなさい><!)
今にも雨がふりそうな、霧の中でしたが、
驚いたのは、大勢の参拝客の姿。
御朱印をうける社務所には順番待ちの列も。
ご年配のかた、体に障害があるかたが、
一生懸命階段を登っている姿もあり、
改めて神社の存在の大きさを感じました。
ちょうど山伏姿の行者(しかも女性)も参拝されているところで、
ほら貝の音も高く鳴り響いていました。
博物館でいつも聞いていますが、
ありがたみが数段違うかな、と・・・^^
参道がちょうど終わるところには、
明治13年に戸隠山の登山道(修験の道)を修繕した
記念の石碑がたっています。
廃仏毀釈などあった混乱期、明治の初めは道が荒れていて、
通れなかったそうです。
それを復興させたのも強い信仰心の現れ。
そうした人のおもいが連綿と続いて、
今の戸隠があるんだな、と改めて思います。