お隣の公民館へでかけた職員が、館の入り口近くでみつけたのは
ヨモギの茎に土くずがびっしり・・・
こういう ちまちましたことは、アリの仕業じゃないかと
一つ崩してみたところ、
出てきました! やっぱりアリです。
引っ越し用の仮の巣でしょうか?
わざわざ土を茎にはりつけてつくるなんて、不思議です。
調べてみたところ、思わぬ情報を得ました。
植物の茎につくアブラムシからアリは甘露をもらうことが
よくあるのですが、
大事な餌を供給してくれるアブラムシを、
外敵になる寄生蜂などからまもるために、
アリがシェルターをつくることがある、というものです。
写真をよくみると、
アブラムシらしいものが写っている写真もありました。
そこまでしてわが物にしたい、アブラムシの甘露。
よっぽどアリにとって魅力的なんでしょう。
小さな生き物にも驚きの世界、です。
今日はアブラムシをきちんと確認するまえに雨が降り出してしまったので、
明日、また見てみたいと思います。
アリのシェルターを見に行って、じつはもう一つ発見しました。
館の入り口の石の門柱が、
「皇紀二千六百年記念」で建てられたものだったということ。
昭和15年のことです。
ちょうど今のN〇K大〇ドラマの時代です。
日本全国で盛り上がっていたのだと実感しました。
歴史を感じます。