戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

秋の地附山

今日は善光寺の裏山、地附山での観察会でした。

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ちょうど紅葉が始まったところです。

先日の台風の影響で、トレッキングコースへの倒木もあったのですが、

普段からコースを整備されている愛護会で

それらの片付け作業を行われたところでした。

 

今年度、最後の観察会だったので、

無事に開催となってありがたかったです。

その愛護会のかたがたも一緒に参加していただき、

にぎやかな観察会となりました^^

 

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地附山は市街地を見渡せるビューポイント。

浸水被害地のほうを見ると、新幹線の車両基地も見えました。

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せつないです。

参加者のみなさんから今回の台風被害について、

体験や意見など、いろいろな声があがりました。

本当に大きなできごとだと改めて思います。

 

さて、この時期注目はいろいろな木の実。

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こちらはアオハダです。黄葉と実の赤のコントラストがきれい。

 

そしてもう一つの主役はキノコ!

このところの雨でようやく見られるようになってきたとのこと。

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毒キノコの王様、ベニテングタケが大量発生!

なかなか見事でした^^;

 

おかげさまで、今年度の観察会も無事にシーズンを終えることができました。

参加された皆さま、支えてくださった皆さまに感謝いたしますm(__)m

 

来年度もどうぞよろしくお願いいたします!!